素手よりマシ…からの発想
徒手【素手】からセルフディフェンスを考えると
素手の限界値を知ることができます
ちょっとした道具を握ることで
素手よりマシ…という思いが実感できます
しかしながら~防犯・護身用品有りき~からセルフディフェンスにアプローチすると
とにかく使いこなす事を考えてしまします
護身行動より防犯・護身用品を使いこなす練習に目的が変わりやすく本来の護身という目的を見失いがちになります
セルフディフェンスのコーディネートでは
まずは自身のポテンシャルを認識することがスタートになりそれは素手のポテンシャルの確認でもあります
ですから素手から護身具をコーディネートすることが必須条件になります
護身環境に合わないそして使いこなせない防犯・護身用品のチョイスでは意味がありません
セルフディフェンスを考える際に
素手側からのアプローチと
防犯・護身用品からのアプローチの間にはとても大きな溝があります
例えば職場から催涙スプレーを持たされる…何かあったら警棒を使って…
などというのは防犯・護身用品からアプローチした考え方でトレーニングを繰り返さないと
催涙スプレーを噴射するタイミングや警棒の破壊力を理解することは難しいのが実情です
逆に素手の限界値はいくらトレーニングをしても物理的に非常に低くそして突発的な行動時間は非常に短くなります
防犯・護身用品を使うまで…どのように~しのぐ~かがとても難しく今まで目を向けられなかった問題なのです。
その間を埋めるために素手の動きから護身具をデザインする必要性がありました…
グリッピングエルボがその溝を埋める選択肢の一つになればと考えております。